おちゃのこ サイサイな日々

日々の好き・ワクワク、ときどき絵本。

絵本『おおにしせんせい』

先日こんな絵本と出合いました。

 

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『おおにしせんせい』

作:長谷川義史 2019年9月17日第1刷発行 株式会社 講談社

前から読んでみたかった絵本。

図書館にやっとありました。(図書館のシールは隠させていただいています)

 

子どもの頃、こんな先生に出会いたかった。

 

絵を描くことと心の奥底は深く関係していると思っています。

 ささいな言葉で描くことをためらう。

抜群に上手い人の絵を目の当たりにして

その差に落ち込む。

その後の人生、描けない、描かないという選択さえもしてしまう。

 

ずっと心の奥深いところにあったものに

寄り添うように、この絵本のページをめくる度に

目頭が熱くなりました。

”よしふみ”少年が廊下に耳をあてるシーン。

目が離せなくて、ずっと眺めていました。

 

”この ろうか、その ちゃいろに みえますか。” (※)

 

”それが ほんまの、あんたの ろうか” (※)

に辿り着くために、今は腕を動かしています。

だって、その”ろうかのいろ”は

自分にしか出せない色だから。

 

 

※一部絵本より文を引用しています。

 

☆ご覧いただきありがとうございました☆