ゴールデン読書ウィーク。
こんにちは。三原です。
まるでじっとしていろと言わんばかりに
連休前半且つ自粛中のお天気は荒れ模様でした。
図書館、本屋さんが休業なのは正直痛いところです。。。
トップの絵は先月描いたこけしさんの絵です。
最近可愛いこけしを目にするので
私も描いてみたくなって描きました。
本当はバックの五線をマスキングして
白地を浮き上がらせたかったのですが
剥がすときに紙が破れてしまいました(;゚Д゚)
急きょコラージュ的にお花を作って貼ったのでした^^;
さてさて、以前瀬尾まいこさんの『君が夏を走らせる』を読んでから
同じく瀬尾まいこさんの『僕らのごはんは明日で待ってる』(※①)を読んでいると
書いたのですが、読了しています^^
これら2冊は図書館でその時借りた本です。
その時重松清さんの列が目に入ったのです。
あっ!『カレーライス』の!
そうか、作者名サ行で同じ棚だったのかと
『空より高く』(※②)を一緒に借りたのでした。
『僕らのごはんは明日で待ってる』は2016年に映画化されていたのですね。
その頃は殆ど子ども向けの映画しか観ていなかったかも^^;
なので感想は割愛。
全くの個人的な好みですが、『空より高く』良かったです。
特に”ムクちゃん”がいい!
主人公とその友人二人がせわしなく走る電車だとしたら
その横をタタンタタンとほのぼのマイペースに走る単線の電車のよう^^
そして人物の心理描写が深い!
一見何事もなく見えるような人それぞれが皆何かを抱えている。
それぞれが対峙している。周りの影響を受け、見守ったり
受け入れ尊重し乗り越えていく。
今いる”自分”が成り立っていくさまを感じるような読感でした。
またこのコロナの時代にリンクするようなところもあり
今読んで欲しいと思うような本でした。
それからこれは話題の本。『推し、燃ゆ』(※③)
”推し”という表現の意味がどう使われるのか気になって
先月本屋さんで購入しました。
なるほど。だから芥川龍之介を読んでいるような。。。
なるほど。なるほど。
ふと自分の好みを思うと、そういえば高校生の時
山本周五郎の本が好きだったなあと思い出しました。
どんな話だったかはすっかり忘れてしまいましたが
いつも庶民に寄り添い人情を通わせる物語が
好きだったんだと思います。
☆ご覧いただきありがとうございました☆
※①『僕らのごはんは明日で待ってる』
※②『空より高く』
※③『推し、燃ゆ』
著:宇佐見りん 株式会社河出書房新社 2020年9月30日初版発行