こんにちは、三原です。
先日『王さまのお菓子』という絵本を読みました。
図書館の新刊コーナーにさっそく並んでいたので
読まないわけにはいきません^^
本来は本屋さんで購入すべきですが読んでしまいました><;
という訳で表紙を撮り忘れてしまいました。。。
洋書のちょっとアンティークっぽい雰囲気ですが
子どもの気持ちに寄り添ったほっとするお話です。
案の定ガレットデロワが頭に浮かんで浮かんで
あくる日パン屋さんで発見!
美味しくいただきました^^
『王さまのお菓子』
先日また、悲しいお知らせを目にしました。
東京子ども図書館の名誉理事長を務められていた
松岡享子先生がご逝去されたそうです。
こちらの本は数年前に町の小さな書店で購入しました。
独学で絵本創作を彷徨いながら模索していた時
『えほんのせかい こどものせかい』という本が
この明るいときめくような装画を向けて文庫の棚に並んでいました。
この本は私の中でしっかりと心の軸にしていきたいと
思っている本です。
不思議なもので、自分が何かに引っかかって悩んだり
つまずいているとパラパラとめくって目にしたところに
必ず真髄を揺さぶるような言葉があるのです。
私にかけられたようなその言葉にしゃきっと気を引き締めて
また取り組もうと思うのです。
それにしても
かこさとし先生、上野紀子先生、やなせたかし先生、たばたせいいち先生など
大好きな先生方がいなくなっていくことに
とっても寂しいです。ただただ寂しい。
コロナという急を要する時代変化がおきて、このところ考えるのです。
ずっと追いかけて来たものが過去になり
いつか期限が来てしまうような感覚。
今を生きている子どもの今を見ている世界。
これからの世界。
つまりは気付けば自分は浦島太郎状態になっていないだろうか?
と思ったのです^^;
そんな時に目にしたInstagram『母の友』のキャプション。
松岡先生はこの雑誌のインタビューで
未来を考えるためには過去を知る必要がある
今というのも大切だけどもそれだけでは危うく
過去と未来を感じる縦軸も大切
というようなお話しをされたそうです。
(ざっくりで申し訳ありません)
なるほど!
死ぬまでにちゃんと歴史をもう一度知りたいなと
頭の片隅になんとなくあったのはそういうことだったの
かもしれません。
ちょうど子どもが新撰組に興味を持ったことが
きっかけになって今は親子で歴史物を楽しんでいます^^
(ねこねこ日本史は特に入りやすいですよ~♪)
最後にこの本を仕入れて装画を見せて置いてくださっていた
書店員さんのお心意気に感謝と敬意を贈りたいです。
こちらの小さな書店は限られたスペースの中
シニア向けの老後関係の書籍、絵本関係を特に大切にされている
ように思いました。
いつもここで読んでみたい、読んでみようという本を
手にさせていただいています♡
ありがとうございます^^
『えほんのせかい こどものせかい』
著者:松岡享子
株式会社文藝春秋 2017年10月10日 第1刷
☆ご覧いただきありがとうございました☆